新型コロナウイルスの影響が続く飲食業界ですが、こんな状況を打破する為に「クラウドファンディング」というサービスがあるのはご存知でしょうか？
日本全国規模で自粛要請が発令され都市部では緊急事態宣言が発令されるなど大きな影響を受けている飲食業界を救うべく、今回はクラウドファンディングについてご紹介していきます！
クラウドファンディングとは
「群衆（クラウド）」と「資金調達（ファンディング）」を組み合わせた造語で、不特定多数の支援者から少しづつ資金調達を行うことを可能にしたプラットフォームです。
資金調達といえば一般的には金融機関からの借入や、関係者、関係企業からの出資などが考えられますが、クラウドファンディングはそういった資金調達とは違い「手軽さ」や「拡散性の高さ」といった点から新たな資金調達源として注目を浴びています。
多くのクラウドファンディングサイトが今はありますが、どのようなサービスが受けられるのか分からないから手を出せていないという方も多いかと思いますので、ご紹介します。
各クラウドファンディング会社の飲食店支援サービス
■READYFOR（レディーフォー）
日本初であるクラウドファンディングサイトである「READYFOR」はプロジェクト掲載数14,000件、累計支援金額140億円と、日本最大級の規模を誇っているクラウドファンディングサイトで、2021年1月に飲食店を対象に、「新型コロナウイルス 飲食店応援プログラム」を展開していたりと様々なプロジェクトも行っています。
充実したサポート体制でプロジェクト達成率は75％ととても高く、掲載手数料は無料で成功に応じて手数料が発生するシステムなのでリスクなく始められるのが特徴です。
基本プランは2つ
「シンプルプラン」
手数料：12％（運営手数料7％、決済手数料5％）
「フルサポートプラン」専門の担当者が付く
手数料：17％（運営手数料12％、決済手数料5％）
とあります。様々な店舗を対象としたプロジェクトも行っておりますので、公式サイトをご覧ください。
・支援金の振込：支援募集終了日の翌々月10日に振込（早期振込オプションあり）
・公式サイト：https://readyfor.jp/
■Makuake（マクアケ）
応援購入サービス「Makuake」は、毎月400件以上のプロジェクトが公開されるクラウドファンディングサービスです。
サポーターを把握できる市場分析ツールや、メディア掲載数5,000件以上というPR力の高さも魅力で、プロジェクトの掲載ページを無料で作成してくれたりと負担を減らすことができます。
さらに、実店舗での展示や販売が可能なのも特徴の一つです。
・手数料：20％（決済手数料5％含む）
・支援金の振込：月末締め、翌々月3営業日目
・公式サイト：https://www.makuake.com/
■CAMPFIRE（キャンプファイヤー）
CAMPFIRE（キャンプファイヤー）は日本最大級のクラウドファンディングサービスの一つで、飲食店関連をはじめ、様々な事業のプロジェクトを掲載しています。
支援総額は300億を超えており、掲載費用はかからず、支援額に対して手数料が発生する形なので店舗側も負担が少ないのが特徴です。
様々なキャンペーンも行っておりますので公式サイトをご確認ください。
・手数料：17％（手数料12％、決済手数料5％）
・支援金の振込：月末締め、翌月末振込（早期振込オプションあり）
・公式サイト：https://camp-fire.jp/
コロナで変わる事業形態の資金調達にクラウドファンディングを活用
緊急事態宣言が発令されて延期までされている現在ですが、引き続き飲食店業界は苦しい状況が続きそうです。
その為にもクラウドファンディングはサービスによって手数料やプロジェクト、サポート体制などが異なってくるので、プロジェクトを成功に導く為に、そのようなサービスの違いを見極めて店舗に見合ったサービスを利用することが大切です。
また、最近ではテイクアウトに変えたり、宅配を取り入れたりと事業形態を変えて営業している店舗も多いかと思いますので、クラウドファンディングを活用することで、お客様のアウトを減らしながら営業することができます。
まとめ
いかがでしたか？今回は有名な飲食店向けのクラウドファンディングサービスを3つご紹介いたしましたが、他にもクリエイティブに特化したサービスなどを掲載しているサイトなど様々なクラウドファンディングサービスがありますので、自店舗にあった活用をしていくことをお勧めします。
株式会社ごえんでは、クラウドファンディングを活用したいという方々の為にアドバイスやサポートも行っております。
サイトに掲載する内容や画像などもご用意することが可能ですので、やってみたいけどどのように始めてみたら良いか分からないという方はお気軽にご相談ください！